パラオ沖に沈む旧日本海軍の沈没艦「石廊」に中国国旗が付けられるイタズラが発見される
太平洋戦争時、パラオ沖に沈んだ旧日本海軍の給油艦「石廊」にイタズラ
旧日本海軍の沈没艦になぜか中国国旗か付けられるイタズラ
天皇皇后両陛下が来月、慰霊のため訪れるパラオで、海中に沈む旧日本海軍の給油艦「石廊」の船尾付近に中国国旗が結び付けられているのを、21日に取材で潜った共同通信記者が見つけた。中国人ダイバーが行った可能性がある。
パラオ沖に沈む旧日本海軍の給油艦「石廊」に中国国旗が結び付けられている事が発覚。
給油艦「石廊」が沈んでいる場所はパラオ・コロール島の南西約8キロ、水深約40メートル。
原型を止める沈没艦を間近に見ることが出来る人気ダイビングスポットで、今回のイタズラは中国人ダイバーが行った可能性が高いと見られている。
心ないイタズラだが、日本人としては静観が妥当か
パラオ共和国の海に沈んでいる旧日本軍の沈没船は日本としては実質所有権を放棄している船なので、イタズラされたからと言って日本政府が公に非難することは無いだろう。
ネット上では怒りの声が多数上がっているが、結局のところ、誰が何の目的で括りつけたかは不明のまま。もしかすると中国の信頼を貶めるための行為とも考えられるので過剰反応は禁物である。
何にせよ、心ないイタズラなのは確かなので、中国国旗は速やかに撤去されるようパラオ共和国及びダイバーの良心に期待したいところ。(おそらく既に撤去されているだろうが)