黒い稲妻短くなる。ブラックサンダーシリーズ内容量を改定。原料カカオ豆の価格高騰などが原因
有楽製菓の大ヒット駄菓子「ブラックサンダー 黒い雷神」が2mm短くなる
黒い稲妻短くなる。ブラックサンダーシリーズの内容量を大改定
有楽製菓ホームページで発表。
ここ数年、為替相場の変動やカカオ相場の上昇などによる原料の価格高騰が続いております。
弊社といたしましては、生産の効率化や諸経費の削減を行い、内部での吸収に努めてまいりました。
しかしながら予想を上回る原料の価格高騰が続き、また今後も長期化することが予想されるため、弊社の努力だけでは吸収できない状況となっております。
つきましては、一部製品について内容量の変更を実施させていただきます。
変更内容
ブラックサンダー
→成型の長さの基準を2㎜短くいたします。
ブラックサンダーミニバー(180g)
→173g
BIGサンダー
→標準重量を約9.5%減少いたします。
BIGサンダーミニ(185g)
→170g
白いブラックサンダーミニ(150g)
→137g
白いブラックサンダー12袋入り
→成型の長さの基準を3㎜短くいたします。
白いブラックサンダー20袋入り
→成型の長さの基準を3㎜短くいたします。
白いブラックサンダー30袋入り
→成型の長さの基準を3㎜短くいたします。
東京サンダー(230g)
→220g 成型の長さの基準を2㎜短くいたします。
「ブラックサンダー」シリーズの内容が軒並み減少する。
原因は「ブラックサンダー」の主成分であるチョコレートの原材料費(カカオ豆)の価格高騰。
カカオ豆高騰の原因とは?
・アベノミクスによる円安
円高の場合、円の価値が高いため、安く大量に輸入品を買うことができる。
逆に円安になると、円の価値が低くなるため、輸入品を仕入れ価格が高騰する。
政権交代前は円高であり、輸入には有利な状況であったが、日本では政権交代後アベノミクス施策で円安が進行。
輸入品の仕入れ値は高騰する傾向にある。
・カカオ豆の世界的な需要の高まり
カカオ豆の消費量は年々増加傾向にある。
主肥料増加の理由はカカオ豆の原産国(多くはアフリカの新興国)の生活水準が上がり、嗜好品の消費量が増加している。
需要が高まる中で、原産国が消費することで輸出量も減少し、相場は高騰する。
・3年連続カカオ豆の不作が続いている
近年、天候不良でカカオ豆の不作が続いている。
これも相場が上がる大きな要因だ。
超円高のデフレがカカオ豆の高騰をある程度吸収していたが、近年のインフレ転化しようとしている所で一気にツケが回ってきている形だ。
チラ裏
景気回復にはインフレは絶対に必要だが、生活用品が高騰する。
そのアオリをまともに食らうのは結局、庶民や低所得者層なんだよな。
こんな時勢に低所得者ほど家計を圧迫する消費税増税とか、正気の沙汰とは思えないな。
10%はマジ勘弁して下さい。